プリン+醤油=うにの味?
皆さんは、
「プリンに醤油をかけて食べると、ウニの味がする」
という噂を聞いたことがありますか?
食べ合わせによって違う味に感じる組み合わせは多くあると思いますが、その中でもこの組み合わせは、リーズナブルな価格で高級食材の味が楽しめる組み合わせの一つだと思います。
プリン+醤油=うにになる原理は、諸説ありますが、プリンに甘みに醤油の旨味が加わることでウニの味に近くなるそうです。
本当にウニの味がするなら、日常でウニをたくさん食べることができるリッチな気分を味わえるのでは?
ということで、実際に試してみました!
今回は、コンビニで購入できる2種類のプリンで試してみました。
まずは左側のオーソドックスなプリンで試しました。
結果は、プリンの甘味に醤油の旨味が加わっていますが、うにの味ではないような感じでした。
もう一つのプリンは、生クリームが使用されたなめらかなタイプのプリンでしたので、また違った形でうにに近づける野ではないか?と考え、試してみました。
結果は、同じようにうにと呼ぶには程遠いような味となりました。醤油の種類やプリンの種類によって感じ方は変わってくるとは思いますが、今回は残念な結果となりました。
醤油プリンを作ってみようと思った経緯
しかし、この結果からひとつ発見がありました。それは、
「プリンと醤油はめちゃくちゃ合う!!」
という事です。
塩ソフトや塩パンなど、甘じょっぱくでおいしいたべものが多くありますが、それに似て甘じょっぱく、さらに旨味を感じることができて、とてもおいしかったです。
醤油をかけて食べてとてもおいしかったので、ベースに醤油を加えてプリンを作れば、もっとおいしいのでは?
と思い立ち、今回は「醤油プリン」を作ってみることにしました。
醤油プリン製造
今回は、シンプルなプリンのベースに醤油を加えただけの、かんたんなレシピで製造しました。
材料(プリンカップで6~10個くらい)
- 牛乳 300ml
- 砂糖 50~70g(お好みで調整)
- 生クリーム 150g
- 卵黄 L5個
- バニラエッセンス 少々
- 醤油 大さじ1杯
作り方
①まずは、牛乳と砂糖を混ぜ合わせ、耐熱容器に入れ、レンジで600Wで2分30秒~3分くらい温めます。
②温めたものに、残りの材料を加え、こします。(筆者はこし器を持っていないので、目の細かめのザルを使用しています)
写真のようになります。いわれてみれば少し茶色いような?という感じで、あまり違和感はありません。
③容器に入れて、蒸します。
今回はスチームオーブンのスチーム機能を使用して蒸しました。(私はヘルシオを愛用しています!)大体15分を目途に竹串などで様子を見るといいと思います。蒸し器で作る場合も、大体同じくらいの時間でいいと思います。
容器に入れた写真です。和風っぽい雰囲気を出すために、いくつかを茶碗蒸しを作るときに使うものに入れてみました!
蒸しあがった写真です。少し醤油の色が出ているような気がします。
今回は、カラメルの代わりに、お好みの甘さでみたらしあんを作ってかけてみました。
カラメルほど色が濃くなく、容器も相まって、和のスイーツっぽい見た目に仕上がりました!
実食
スプーンですくってみると、なめらかなプリンにみたらしがかかって、我ながらすごくおいしそうに仕上がったと思います!
実際に食べてみると、思った通り甘さとしょっぱさが合わさった中に醬油の旨味を感じることができ、とてもおいしかったです。
みたらしあんとの相性も良かったのですが、筆者はみたらしあんをかけないでそのまま食べるほうが好みでした。(筆者はプリンのカラメルも否定派なので…)
みたらしあんについては、好みでかけたりかけなかったり、あん自体の甘さを調整しながら使用するのがいいかもしれません。
また、醤油プリンではなく、普通のプリンにみたらしあんをかけると、かなり合います!好みにもよるとは思いますが、カラメルソースにも負けないくらいのおいしさです!
まとめ
今回は、「プリン+醤油=うにの味」というのが本当なのか?という疑問から実際に試してみて、うにの味はしなかったものの、「プリン+醤油」の組み合わせに可能性を感じて、「醤油プリン」を作ってみました。
実際に食べてみると、甘じょっぱい中に醤油の旨味を感じることができる、「和のスイーツ」という感じに仕上がりました!
また、みたらしソースと普通のプリンも愛情が抜群だったことから、「プリン+醤油」の組み合わせは相性がいいという発見ができました!
醤油によっても結構味かかわってきそうなので、いろいろな醤油でも試してみたいと思いました。いろんな地域のご当地の醬油や、たまり醤油、再仕込み醤油など、違った種類の醤油で作ってみるのも面白そうです。
この記事を読んでおいしそうだと感じていただけましたら、家庭で簡単に作ることができるものなので、ぜひ1度作ってみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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