調理をする上で、食材をきざんだり、生クリームを泡立てたりなど、様々な手間のかかる工程があると思います。今回は、時間がかかったり、力が必要だったりと、大変な作業を楽にしてくれる「ハンドブレンダー」についてご紹介したいと思います。
ハンドブレンダーについて
ハンドブレンダーとは、1台で食材を「混ぜる」「きざむ」「泡立てる」などの調理ができる調理家電です。
同じような家電に、「ミキサー」「ジューサー」「フードプロセッサー」などがありますが、ハンドブレンダーとの違いや、ハンドブレンダーがおすすめできる人について、説明します。
「ミキサー」「ジューサー」「フードプロセッサー」との違い
「ミキサー」や「ジューサー」は、スムージーや離乳食など、食材を液状やペースト状に加工するのに適しています。
一方で「フードプロセッサー」は、食材の形をある程度残したまま刻むことに特化しているので、ハンバーグのタネや刻み野菜などの下ごしらえをするのに適しています。
「ハンドブレンダー」は、アタッチメント次第では、これらの作業が1台でできてしまう、かなり便利な調理家電です!
ハンドブレンダーを使うメリット
ハンドブレンダーを使う上での最大のメリットは、「ブレードの付け替えで様々な調理工程に使用できる」という点です!ブレードを付け替え、対応するアタッチメントを付けることで、「混ぜる」、「きざむ」、「泡立てる」などの作業に対応できます。ハンドブレンダーの機種によってはアタッチメントが豊富なものもあり、「つぶす」、「すりおろす」など、さらに多くの調理工程に対応できるものもあります!
また、「ミキサー」「ジューサー」「フードプロセッサー」は据え置きのものが多く、置き場所のスペース確保や洗浄などの手入れが大変ですが、「ハンドブレンダー」は軽量で片手で扱うことができ、お手入れも比較的楽なので、手軽に使うことができます!収納スペースも少なくて済みます!
ハンドブレンダーを使うデメリット
一方でデメリットもあります。
ハンドブレンダーは、コンパクトでお手軽であるがゆえに、1度に加工できる量が少ないです。
また、「稼働時間」の問題があります。「ミキサー」「ジューサー」「フードプロセッサー」には30分連続稼働できるものがあるのに対して、ハンドブレンダーは1~3分ごとに待機時間を設けなければいけないものが多いです。
ハンドブレンダーはどんな人におすすめできるか
先述のハンドブレンダーのメリット・デメリットを踏まえたうえで、ハンドブレンダーは以下のような人におすすめできます!
- お手軽に調理家電を使用していろいろな調理をしたい人
- 調理家電を設置するスペースが少ない人
- 1度に料理する量が少ない人
逆に、調理家電の設置場所が確保できて本格的な調理をする方や1度に多くの量を調理する人などは、用途別にそれぞれの調理家電を揃えるのがいいと思います。
ハンドブレンダーを購入して、実際に使用してみた
今回は、実際にハンドブレンダーを購入し、使用してみました。
購入したハンドブレンダーについて
今回購入したハンドブレンダーは、「BRAUN MQ5235WH」です。
アタッチメントを付け替えることで、1台で「ブレンダー」「泡立て器」「チョッパー」として使用することができます。
お値段は、1万円ちょっとです。
内容物は写真のようになっています。
専用計量カップ・専用スパチュラも付属しています。また、本体には「通常スイッチ」と、瞬間的に回転数を上げたい時などに使用する「ターボスイッチ」の2つのスイッチが付いております。
本体上にはダイヤルが付いており、調理に応じて回転数を調節することができます。
また、氷を砕ける「ビックチョッパー」やスパイスやコーヒー豆を挽く時に使用する「スパイスグラインダー」など、別売りのアタッチメントを購入することでさらに調理の幅が広がります!
ブレンダーを使用したスムージーの調理
まずは、「ブレンダー」のアタッチメントを使用して、ブルーベリーのスムージーを作ってみました。
ブレンダーを使用する際の注意点としては、粘り気の強い食材や氷などの固い食材は使用できないという点です。冷凍の食材は半解凍にして使用します。
また、60秒を超えて使用せず、続けて使用する場合は3分以上間隔をあけて使用します。
大きな食材は、1~2㎝角ほどに切ってから投入します。
今回は専用計量カップを使用して製造しました。
初めてハンドブレンダーを使用したので、60秒以内でできるのか不安でしたが、余裕で時間内に出来上がりました!
半解凍のブルーベリーを使用したので、フローズンドリンクのような仕上がりになりました!
泡立て器を使用したホイップクリームの製造
次に、泡立て器でホイップクリームを作りました。
泡立て器を使用する際の注意点は、ワイヤー部分が破損するため、粘り気の強い食品には使用できないという点です。
また、180秒を超えて使用せず、続けて使用する場合は3分以上間隔をあけて使用します。
生クリームを泡立てる時は、低めの速度から徐々に回転スピードを上げていくとのことでしたので、実践してみました。
少し混ぜすぎた感がありますが、写真のようになるまでに混ぜ時間6分インターバル3分の、計9分かかりました。
また、混ぜ方が悪かったせいか、結構周りに飛び散りました。
それでも泡立て器で手を使って混ぜていた時よりはずっと時短で楽なので、使いながら色々と工夫をしていきたいです。
チョッパーを使用した玉ねぎのみじん切り
最後は、チョッパーを使用して玉ねぎのみじん切りをしてみました。
チョッパーを使用する際の注意点は、固い食材は使用できないという点です。
また、60秒を超えて使用せず、続けて使用する場合は3分以上間隔をあけて使用します。
玉ねぎ1個を8等分して、チョッパーに入れ、10秒運転したものの写真がこちらです。
ほとんどペースト状になってしまいました。みじん切りにするためには、時間や回転スピードの調整が必要かもしれません。
まとめ
今回は、「ハンドブレンダー」についてご紹介しました。
手軽に様々な用途で使用できる便利な調理家電です。実際に使ってみて、面倒だった泡立ての作業などを楽にこなせることができました!
合うようするのは初めてだったこともあり失敗した部分がありますが、時間や回転スピードを調整して使用すれば、確実に調理の効率が上がると思います。
興味のある方は、ぜひ購入してみてください!
最後までご覧いただき、ありがとうございます!
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