「タルタルソース」は各メーカーやレストランごとで味だったり、食感などで特徴が出てきますは、、中に入れる「具材」を工夫することで、また一味違ったおいしさを楽しめます。今回は、筆者おすすめのアレンジをご紹介します。
タルタルソースのおいしさの要因は?
「タルタルソース」は、幅広い世代で人気のある調味料だと思います。筆者も大好きで、特にフライ系の揚げ物を食べる時には必須といっていいほどかけて食べています!もちろん揚げ物以外でも幅広い料理に相性がよく、まさに万能ソースと呼ぶにふさわしいソースであると思います。
そんなタルタルソースのおいしさの要因について、考えてみました。
タルタルソースのおいしさの要因として、主に以下の二つが考えられると思います。
- 酸味とコク
- 具材の食感
酸味とコク
まずは、酸味とコクです。
タルタルソースは卵と具材をマヨネーズで和えています。そのため、卵のコクやマヨネーズの酸味がよく感じられるソースに仕上がります。
この「酸味とコク」が、幅広い料理に合い、タルタルソースがおいしいといわれる要因の一つになっています。
例えば、トンカツや白身魚フライなど、脂っこい料理にタルタルソースをかけることで、酸味を感じることができ、さっぱりとした味わいをプラスすることができます。
また、野菜などの食材と一緒に食べることで、コクをプラスさせることができます。
具材の食感
もう一つは、具材の食感です。
コクのあるソースの中に玉ねぎの食感が感じられるのもおいしさに大きく影響していると考えます。
食べたときの舌触りや噛み応えなどを含む食感は、料理のおいしさに大きく影響を与えます。
今回は、この「食感」の部分に注目し、自家製のタルタルソースを作ってみました。
自家製タルタルソース3種
ほとんどの料理との相性がよく、幅広い年齢層に人気のタルタルソースですが、実は、家庭で簡単に作ることができます。
家庭で簡単に作ることのできる「タルタルソース」と、食感を工夫したタルタルソースのレシピをご紹介したいと思います。
簡単タルタルソース
材料
- 玉ねぎ 約1/4個(玉ねぎの大きさや、食感の好みで調節します。)
- 卵 L1個
- マヨネーズ 30g
- 酢 5g
- 塩コショウ 少々
- 砂糖 少々
作り方
- 玉ねぎをみじん切りにし、辛みを飛ばすためにレンジで500Wで1分~1分半加熱し、粗熱を取ります。
- ゆで卵を、固ゆでで作り、粗熱を取った後、みじん切りor手でつぶします。(お好みの大きさになるまで)
- 玉ねぎ・卵以外の調味料をあらかじめ混ぜておきます。
- ③に玉ねぎ・卵を混ぜ合わせて完成です!
完成の写真がこちらです。
注意点は、玉ねぎを入れる際に、少し水気を取ることです。混ぜ合わせたときに玉ねぎの水分が出て、ゆるく仕上がってしまします。
レシピをご覧になればわかる通り、とても簡単に作ることができます。
お好みでブラックペッパーやはちみつを加えるのもおいしいです!
このままでもおいしいタルタルソースですが、今回はアレンジ品を2種類作ってみました。先述した通り、タルタルソースのおいしい要因の一つである「食感」を工夫した2品です。
おいしさの秘密は食感!アレンジタルタルソース2種
そのままでも玉ねぎの食感を感じることができておいしいタルタルソースですが、ここにあるものを加えることで、食感がさらに良くなり、違ったおいしさを楽しむことができます。
その正体とは・・・
「漬物」です!!
食感のいい漬物をみじん切りにして加えることで食感がよくなります!
食感が良い漬物にはたくあんや秋田の名産のいぶりがっこなど、たくさん候補が挙げられます。特に「いぶりがっこ」はかなりタルタルソースのアレンジとしてはおすすめです!好みは少し分かれてしまうとは思いますが、いぶりがっこの風味と食感がマヨネーズとよく合います。しかし、いぶりがっこは秋田県以外ではなじみがなく、手軽に手に入れることが難しい場合があります…
そこで、今回は比較的手に入りやすいこの2種類の漬物でアレンジしていきます!
「つぼ漬け」・「しば漬け」です!
この2種類を先ほどのタルタルソースに混ぜていきます。
目安としては、みじん切りにしたものをタルタルソースに対して約10%混ぜます。(量はお好みで調節してください。)
混ぜてみたものがこちらになります。
左からプレーン、つぼ漬け、しば漬けになります。
しば漬けを入れたものはほんのりピンクがかった仕上がりになります。つぼ漬けは、もっと黄色くなると思いがちですが、あまり色は付きません。
実食
今回は、スーパーのお惣菜の「串カツ」につけて食べてみました。
実際に食べてみると、
しば漬け入りは、しば漬けの酸味がタルタルソースに加わり、プレーンに比べてさっぱりとした味わいになります。フライ物などにつけて食べるのであれば、こちらが圧倒的にがおすすめです!
つぼ漬け入りは、つぼ漬けの凝縮された旨味がタルタルソースと交わり、プレーンに比べて濃厚な旨味を感じることができます。揚げ物ももちろん合いますが、そのままでもおつまみやご飯のおかずになってしまうのではないかというくらいの満足感が感じられました!
そこで、あることを思いつきました。
「ご飯に乗せて食べるとおいしいのではないか」と!
思い立ったらすぐ実践!実際に作ってみました!
タルタルソース3色ミニ丼です!
ちょっと重たそうな見た目をしていますが、具材が多めなので、ご飯茶碗1杯分ならすんなりと食べることができました!丼にすると少し重たいかもしれません。
「しば漬け」「つぼ漬け」ともに定食などの香の物でついてくることが多くご飯と一緒に食べる機会が多いせいか、タルタルソースにアレンジしてもご飯との相性はかなり良かったです。それでも、やはりご飯にかける際のおすすめは「つぼ漬け入り」のほうです!濃厚な旨味が味わえます!
皆さんも、ぜひ1度試してみることをお勧めします!
まとめ
今回は、家庭で簡単に作れる「タルタルソース」と、そのアレンジについてご紹介しました。
多くの食材に合うタルタルソースですが、アレンジ次第でいろいろなおいしさを楽しめます。
今回は漬物でアレンジしましたが、このほかにもおいしいアレンジはたくさんあります。ベースのタルタルソースは簡単に作ることができますので、皆さんもぜひ、自分好みのタルタルソースを探してみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございます!
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