今回は、6~9月が旬の食材「胡瓜」についてご紹介します。
胡瓜(きゅうり)について
胡瓜(きゅうり)は、ウリ科キュウリ属の野菜で、癖の少ないさわやかな風味と、シャキシャキとした食感やみずみずしさが特徴です。
胡瓜には、「白いぼ系」と「黒いぼ系」が存在します。日本で一般的に販売されているのは「白いぼ系」ですので、今回はそちらについてご紹介したいと思います.
胡瓜の旬について
旬の時期は、白いぼ系と黒いぼ系で異なります。
- 黒いぼ系:4月~6月
- 白いぼ系:6月~9月
美味しい胡瓜の選び方
おいしい胡瓜を見分ける際に注意することは、以下の点です。
- 胡瓜の果肉が固く、太さが均等なもの。(曲がっていても問題ありません)
- 重みがあり、色つやがいいもの。
- できるだけ、いぼがとがっているもの。
特に重要なものは、最後の「いぼがとがっているもの」を選ぶという点です。胡瓜はみずみずしさとシャキシャキとした食感が命です。それには、新鮮さが重要になってきます。胡瓜はいぼが大きくチクチクしているものほど新鮮だといわれています。
胡瓜の栄養素について
胡瓜は、そのみずみずしさの通り、約95%が水分ですので、決して栄養素が多いとは言えませんが、カリウム・食物繊維・β-カロテン・ビタミンCが比較的多く含まれています。
胡瓜100g当たり:エネルギー13kcal、水分95%、食物繊維総量1.1g、カリウム200mg、β-カロテン330μg、ビタミンC14mg 出典:文部科学省/日本食品標準成分表(八訂)増補2023年
- カリウム
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ナトリウム(塩分)を体外に排出することにより正常な血圧を保つ、体内の水分バランスを保つ、筋肉の動きを制御する。
- 食物繊維
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血糖値の上昇を緩やかにする、正常なコレステロール値を保つ、便通を促す。
- β-カロテン
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必要に応じてビタミンAに変換される。抗酸化作用・免疫力の向上など。
- ビタミンC
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鉄の吸収UP、コラーゲン生成を助ける、酸化を防ぎ、老化を予防する
これらの栄養素によって、胡瓜を食べることによって、「むくみ予防・美肌効果(老化防止)・便秘予防」の効果が期待できます!
胡瓜の食べ方
胡瓜は、やはりみずみずしさと食感を楽しむことができるので、私は「生食」をお勧めします!しかし、炒め物や煮物などでもおいしくいただけますので、旬が過ぎてしまったものなどは火を通して食べるとまた違ったおいしさを楽しむことができると思います。
生食でも、いろいろな食べ方があります。
- そのままヘタを取って、みそ・マヨネーズなどで
- 千切りにして、冷やし麺のトッピングに
- お好みの食材と合わせてサラダ・和え物・酢の物に
- お好みの漬物で etc…
今回は、実際に胡瓜の浅漬けを作って食べてみました
安藤醸造の寒こうじを使った浅漬け
今回は、安藤醸造の寒こうじを使用し、実際に胡瓜で浅漬けを作って食べてみました。
安藤醸造の寒こうじとは、肉・魚・野菜など、幅広い食材に使用できる万能調味料です。詳しくは、下記の記事を参照していただければ嬉しいです。
作り方は超簡単!
野菜に対して10%の寒こうじを揉みこんで30分以上冷蔵庫で放置です。
30分後、冷蔵庫から取り出してみたものがこちらです。
実際に食べてみると、しっかりと寒こうじの塩味が効いていて、とてもおいしかったです。製造時は6月でしたが、かなりみずみずしく、また、浅漬けなのでシャキシャキとした食感が残っていました。
ご飯のお供、お酒のおつまみに浅漬け、かなりおすすめの食べ方です!
まとめ
今回は、6~9月が旬の食材「胡瓜(きゅうり)」について紹介しました。
旬の胡瓜はみずみずしく、食感が良いので、いろいろな食べ方でおいしく楽しめます。
ぜひ、胡瓜がおいしい時期に食べてみることをお勧めします!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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