以前、十二湖の「森の物産館キョロロ」について記事にしました。
今回は、その際に行ってきた十二湖について紹介したいと思います!
筆者自身何度か訪れたことがある観光地ですが、正直すべての湖沼を見て回るには相当な距離を歩くことになり、かなり体力的にきついものがあります。
そこで、今回は十二湖の中でも見て回りやすいルートで、おすすめの湖沼3選を紹介したいと思います。
十二湖とは
十二湖(じゅうにこ)は、青森県西津軽郡深浦町にある複数の湖の総称である。白神山地の一角で、津軽国定公園内にある。
引用:十二湖 – Wikipedia
広大なブナの森の自然豊かな環境の中でかがめる湖の景色は、とてもきれいで眺めているだけでリフレッシュできます。
十二湖には、「森の物産館キョロロ」「物産館カワセミ」などの物産館、「レストランアカショウビン」「そばいろ茶屋」などのお食事処もあります。
特に物産館には、青森ならではの食材を使った商品(リンゴジュースなど)が多く品揃えされていますので、お土産など買う際にはお勧めです。
アクセス
車の場合:森の物産館キョロロ付近の駐車場を使用することをお勧めします。車を止めてから、駐車料金を払います。(駐車料金500円)
- 秋田方面から:秋田自動車道「能代南IC」から約1時間半
- 青森方面から:東北自動車道「大鰐弘前IC」から約2時間50分、青森中心部から約2時間半、津軽柏ICから約1時間40分
公共機関の場合:十二湖駅からキョロロ付近まで、バスが通っています。(訳15~20分)
- 秋田空港から:リムジンバスで秋田駅西口まで来て、JR奥羽本線快速リゾートしらかみで十二湖まで来るルートと、秋田駅から奥羽本線で東能代まで行き、五能線で十二湖までのルートがあります。時間帯によって乗り換えのタイミングの関係で、3時間~5時間半かかるようです。
- 大館能代空港から:空港連絡バスで鷹巣駅まで行き、そこからは奥羽本線で東能代まで、五能線に乗り換えて十二湖駅までのルートになります。こちらも時間帯で差はありますが、2時間半~3時間半かかるようです。
- 青森空港から:空港から弘南バスで弘前駅まで行き、JR奥羽本線特急にて東能代駅まで、五能線で十二湖駅までのルートがあります。約4~6時間ほどです。どうしても乗り換えのタイミングで次の列車を待つ時間が発生してしまうと、到着まで時間がかかってしまうみたいです。
ほかにもルートがありますので、時間・予算にあったルートをお選びください。
キョロロ駐車場からのルート
今回は、キョロロ駐車場からおすすめの湖3か所を見て戻ってくるルートをご案内します。
上の写真のルートで見て回りましたが、筆者はこの日40分ほどで回りきることができました。
おすすめ①鶏頭場(けとば)の池
1つ目のおすすめの「鶏頭場の池」は、キョロロの駐車場から出て右に進むと最初に見えてくる大きな湖です。
この池には休憩所があり、のんびり壮大な湖の景色を楽しむことができます。
この湖の魅力は、壮大で迫力があるのに、時間がゆっくり流れているようなのどかな雰囲気が感じられるところです。休憩スペースもあり、ゆっくり景色を楽しみたい人におすすめの湖です!
おすすめ②青(あお)池
2つ目のおすすめの「青池」は、鶏頭場の池からさらに奥に進んだところに位置します。
この「青池」が、筆者が一番にお勧めする、十二湖に来たら必ず見るべき湖です。
水面がきれいな青色で木々の間から日光が差し込み、ここだけ別世界にいるような、神秘的な空間です。
この湖の魅力は水面のきれいな青色と透明度です。晴れの日には日光が差し込み、水面に木々が反射し、とてもきれいな景色を楽しむことができます。
水深が9Mあるようですが、
写真では少しわかりにくいですが、湖の底まで見える驚きの透明度です。
筆者は、青池を写真に撮った時に、水面に浮いている落ち葉に日光が当たり光った時に、金粉が浮いているかのように見えて、それがきれいで大好きです!
美しい青色と高い透明度で神秘的な青池は、ぜひ、一度自分の目で見てみてほしいです!
おすすめ③沸壺(わきつぼ)の池
青池をさらに進んでくと見えてくるのが、「沸壺の池」です。
この池は、青池からの道中も自然豊かで癒されます。
両脇に自然豊かなブナの森が広がっており、野鳥のさえずりも聞こえ、とてもリフレッシュできます。そんな道を進んでいると、
「沸壺の池」が見えてきます。
この湖の魅力も、きれいな青色と高い透明度です。ただ、青池と比べて水深が浅いため、薄く、きれいな水色であるという特徴があります。
筆者の中では、青池に並ぶくらいおすすめの湖です。こちらも、一度自分の目で見る価値は十分にあります。写真で見るよりも幻想的な空間がそこにはあります!
おすすめのシーズン
一番おすすめのシーズンは、5月~9月の晴れた昼あたりがおすすめです。
今回も13:00頃に行きましたが、ちょうど太陽が高い位置にあり、日差しが差し込んできて、きれいな景色を楽しめます。
しかしながら、曇りの日の十二湖も、落ち着いた雰囲気が増して、違った良さが楽しめます。
また、5月と9月でもまた違った表情を見せてくれる湖ですので、機会があれば時期をずらして複数回見に行くことをお勧めします。
まとめ
今回は、十二湖の中でも筆者がおすすめの湖3選を紹介しました。
このほかにも、魅力的な湖がたくさんあります。ただ、湖によっては入り組んだ場所にあったりするので、迷わないように十分に注意してください。筆者は一度迷ってしまい、10km以上も歩いてやっと駐車場までたどり着いた経験がありますw
今回紹介した3つの湖に関しては、どれも駐車場から回りやすい位置にあります。
キョロロなどの物産館には、青森の食材やお土産も売っています。また、お団子や揚げ餅・フライドチキンなどのスナック、そばなどの軽食も食べることができます。この日はみたらし団子と揚げ餅を購入しましたが、どちらも程よく甘く、歩き回った後の体に染み渡るおいしさでした。
たくさんの魅力が詰まった十二湖に、ぜひ足を運んでみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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