旬の食材(6~9月)みずみずしく、さわやかなおいしさ!「トマト」

今回は、6月~9月が旬の食材「トマト」について、ご紹介します。

目次

トマトについて

トマトは、ナス科ナス属の植物で、特に旬のものはみずみずしく、さわやかな甘みと酸味が感じられます。

一般的に、大きさで200g以上の大玉トマト、10~30gくらいのミニトマト、その中間の中玉トマトに分類されます。

また、色による分類では、桃色系、赤系その他に大別されます。

品種に関しては数多く存在し、日本だけでも300種類以上、世界では1万種類以上が存在します!

トマトの旬について

トマトの旬は、一般的には6月~9月頃といわれています。

それは、トマトは夏の間の生育が早く、市場に多く出回るためです。

しかし、夏のトマトは生育が早いため、糖度が上がる前に収穫を迎えてしまうため、少し水っぽくて味が薄くなってしまいます。

実は、トマトがおいしい時期は、春や秋の、生育がゆっくりな季節のものだといわれています。

しかしながら、近年は農業の技術の発展により、一年中おいしいトマトを手に入れることができるようになってきています。時期ごとに特徴の違ったトマトが出ていたりするので、自分好みのトマトを探してみるのもいいかもしれません。

今回の記事では、生産数が増え、手に入りやすい時期として、6月~9月を旬として紹介させていただきます。

おいしいトマトの選び方

おいしいトマトを見分ける際に注意することは、以下の点です。

  • 全体の色が均一
  • ハリとつやがある
  • ずっしりとした重み
  • ヘタの緑が濃いもの
  • スターマークがあるもの

特に見ておきたいのは、「スターマーク」です。

スターマークとは、トマトのお尻の部分から放射状に現れる線の事です。スターマークがはっきり出ているトマトは、養分がいきわたっており、完熟しているとされています。

袋にたくさん入っている中玉トマトを確認せずに購入したのでスターマークは少ししか出ていませんでした…

トマトの栄養素について

トマトには、βカロテン、ビタミンC、カリウムなど、栄養素が豊富に含まれています。

トマト100g当たり:エネルギー20kcal、水分94.0%、食物繊維総量1.0g、β-カロテン当量540μg、ビタミンC15mg、カリウム210mg 出典:文部科学省/日本食品標準成分表(八訂)増補2023年

その他の部分で注目したいのは、「リコピン」です。

リコピンとは、トマトなどに含まれる赤い色素の事です。

強い抗酸化作用を持ち、癌、生活習慣病、老化の原因になるといわれている活性酸素に対抗するといわれています。

また、リコピンは油脂に溶けやすく、加熱しても壊れにくいという性質があります。そのため、調理による影響を受けにくいです。トマトは火を通すことでかさが減り、水分を飛ばすことによって旨味と甘味が増すので、加熱調理することもおすすめです!

また、トマトにはうまみ成分「グルタミン酸」が多く含まれています。肉や魚に含まれる「イノシン酸」との味の相乗効果でうまみが増すため、付け合わせとしても使用される場面も多いです。

トマトの食べ方

トマトは、たくさんの調理法でおいしく召し上がることができる食材です。ケチャップなどの調味料にも使用されています。パスタやピザなど、イタリア料理で多く見る機会があるように感じます。

その中でも筆者のおすすめの食べ方は、

  • そのままや、サラダにする・・・トマトのみずみずしさを味わうのにはこの食べ方!
  • スープ・・・加熱によりリコピンの吸収率UP!
  • カプレーゼ・・・さわやかな酸味のトマトとチーズの相性抜群!

です!

今回は、実際にトマトを使用して、カプレーゼを作って食べてみました!

トマトを使用したカプレーゼ

カプレーゼとは、モッツァレラチーズとトマト、オリーブオイル使用したサラダの一種です。

トマトに含まれるリコピンやβ-カロテンは油に溶けやすいという特徴があります。また、オリーブオイルと一緒に食べることで、吸収率が上がるとも言われています!

カプレーゼは、トマトに栄養を効率よく摂取できるおすすめの食べ方です!

作り方は簡単で、モッツァレラチーズとトマトをそれぞれ1cmほどの薄切りにして、オリーブオイル・塩・ブラックペッパーで味をととのえるだけです。

モッツァレラチーズとトマトの相性が抜群で、おつまみにぴったりな一品です!

見た目をよくするために、バジルや粉パセリをトッピングしてみるのもいいかもしれません。

まとめ

今回は、6~9月が旬の食材「トマト」についてご紹介しました。

栄養たっぷりでおいしいトマトですが、効率よく栄養を摂取するには、「カプレーゼ」にして食べるのがおすすめです!

加熱調理しても、旨味と甘味が増すのでおいしくいただけます!

また、農業技術の発展で現在は1年中おいしいトマトが食べれるようになってきています。季節ごとに違ったトマトが出ていることがありますので、ぜひ食べ比べてみて、自分好みの品種を探してみてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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この記事を書いた人

食べることが大好きなアラサー社会人!
学生時代に栄養士免許を取得
卒業後から現在まで食品系の企業で勤務

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