皆さんは「もち麦」を食べたことはありますか?普段の生活では意識しないとあまり食べることがない食材だと思いますが、実は、プチプチした食感がとてもおいしい食材なんです!
今回は、そんな「もち麦」についてご紹介したいと思います。
もち麦について
では、具体的にもち麦とはどのような食材なのかを説明していきたいと思います。
もち麦とは
もち麦とは、「大麦の一種」のです。
大麦には、米と同じように「うるち性品種」と「もち性品種」というものが存在します。
一般的にそのうちの「もち性品種」の大麦の事を、「もち麦」と呼びます。
もち性品種の大麦(もち麦)は、うるち性品種に比べて食物繊維が多く、プチプチとした食感が特徴です。また、冷めても比較的持っちりしています。
もち麦の栄養
もち麦の栄養で一番注目すべき点は、水溶性食物繊維の1種である「βーグルカン」です。
βーグルカンを取ることで、一緒に食べたものの消化吸収を緩やかにしたり、糖の吸収を緩やかにすることで、食後の血糖値の上場を抑える効果が期待できます。
また、白米に比べて、マグネシウム・カリウム・亜鉛・鉄など、豊富なミネラルが含まれている他、ビタミンE群やビタミンEなども含まれています。
思いのほか、タンパク質が多いのも魅力の一つです!
もち麦の食べ方
もち麦の主な食べ方としては、以下の二つが挙げられます。
- 精白米と合わせて炊く。
- サラダに混ぜて使用。
- スープの具材として使用。
もち麦のおいしさの魅力は、なんといってもプチプチした食感です!
精白米と合わせて炊くことで、プチプチした食感が楽しめるとともに、白米にはあまり含まれていないミネラルやビタミンを摂取することができます。
サラダには、ゆでもち麦をトッピングすることで、同様に食感が楽しめます!
・たっぷりのお湯を沸騰させます。
・もち麦を投入して火を弱め、たまにかき混ぜながら15~20分くらい茹でます。
・茹であがったら、ざるにあけ、流水でぬめりを取ります。
・水気を切って、使用してください。
※茹で加減によっても異なりますが、出来上がり重量は大体3倍くらいになります。
スープにはそのまま投入して煮ることでとろみがつくので、とろみが必要なスープに少し加えることでおいしくいただけます。
今回は、実際に精白米と一緒に炊いてみました。
実際に精白米と炊いてみて
今回は、スーパーで購入した大麦のパッケージに書いてある説明通りに炊いてみました。
・精白米を炊飯するのと同じように、洗米・浸水させる。
・精白米1合に対して、もち麦50g、水100ccを追加で加える。
・少し混ぜて、30分程度給水させてから、炊飯する。
実際に炊いてみた画像がこちらです。
実際に食べてみると、やはりプチプチした食感が楽しめました。
もち麦自体にはほとんど味がないですが、食感のおかげでいつもよりご飯がおいしく感じることができたような気がします。
調理工程もいつもの炊飯にただ混ぜるだけなので、とても簡単でした。
最後に
今回は、「もち麦」について紹介し、実際に食べてみて感じたことを記事にしてみました。
栄養たっぷりでプチプチした食感を手軽に楽しむことができるもち麦は、とても魅力的な食材だと感じました。
今回は精白米と一緒に炊いてみましたが、まだまだたくさんの使い道がありそうですので、いろいろと考えてみたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございます!
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